オダサガ一人飯アーカイブス 小田急相模原グルメ

おいしいお店の紹介というよりは、オダサガ界隈で毎日の一人飯を失敗したくない方向けの内容です。

★★★★☆ インドの超あま〜いお菓子、口溶け感が最高

チャーンドフード バルフィ





【メニュー】バルフィ
【価格】800円(8個)
【特徴】
久々の更新。
印・パ系の食品雑貨店チャーンドフードは、オダサガのエスニック食品雑貨店の中で最も古いかもしれない。また、3年ほど前に店の一角を利用してカレー屋「となりのインド人」をオープン。テイクアウト中心ながらイートインスペースもあり、インドの炊き込みご飯「ビリヤニ」好きにはちょっと知られたお店だ。
ビリヤニは水日限定1000円。ここのビリヤニは骨付き鶏肉がゴロゴロ、しかも限りなく現地仕様らしいので本場のビリヤニ好きにはおすすめ。
ビリヤニ



さて、インドのお菓子バルフィだが、とにかくインドらしいものすごい甘さが印象的。今の日本ではお目にかかれない甘さ。砂糖と練乳にナッツやスパイスの風味を加えたような味。ちょっとヨーグルトっぽい風味でもある。
これ、見た目からは想像しにくいのだが、実は小麦粉等の粉モノは一切使われていないのだ。牛乳、砂糖、スパイスをひたすら煮詰めてから冷やして固めるんだそうだ。
バルフィの語源とも言われているBarf(バルフ)はヒンズー語で「雪」のことらしいのだが、バルフィはまさに雪のような口溶け。といっても、北海道のようなふんわりとしたこなぁぁ〜ゆきぃぃぃ〜のようではなく、新潟のようなザラメ雪を固めたような口溶け。口溶けの後にやってくる砂糖のシャリシャリ感がたまらない。となりのインド人が出すカレー同様、けっこう生姜の風味もある。とにかく甘い。普通の人なら1個食べたら大満足かもしれない。背伸びしている男子なら、一口食べて「甘すぎていらない」とか言いそう。だけど、あら不思議。ゆっくりなペースであれば、2個、3個といただけちゃう。
甘いものを食べて「甘くないですね!」がほめ言葉になっている現代ニッポンで暮らしていると、たまにこういったDNAにガツンと響く砂糖の甘さに溺れてみるのもいいでしょう。



けっこう分厚い。いま売れている韓国のマーケットオーのリアルブラウニービッグサイズに近い。


【店内環境】
狭い店内にはビリヤニに使うバスマティ米(高い!)など食品雑貨がぎっしり。会計時の店員さんの筆算を見て、暗算大国インドの隣の人、すなわち隣のインド人という店名を理解した。
【店主都合による突然休】なし
【待ち時間】なし
【利用例】
【要望・その他感想】
バルフィはだいたい、今回紹介したナッツがトッピングされたサーモンピンクのものと真っ白なタイプの2種類がある。お店の人に白い方はやめた方がいい、こっちの方がおいしいとすすめられてサーモンピンクの方を買ったのだが、そう言われると白い方が気になるではないか。
まったくの想像なのだが、たぶん白い方はド定番すぎて今となっては人気がなくなってきた味なのではないだろうか?日本で言うと、落雁とか堅ボーロとかバター飴のような存在。なんていうか、若造にはテンションの上がらない味。
【場所】座間市相模が丘1丁目30−7 TEL042−745−2219
小田急相模原駅北口の行幸道路を座間方面に進み、右手に7−11が見えたらその左手にある。3軒長屋で隣は酒屋。
【営業日・時間】不定休 11:00〜22:30頃