オダサガ一人飯アーカイブス 小田急相模原グルメ

おいしいお店の紹介というよりは、オダサガ界隈で毎日の一人飯を失敗したくない方向けの内容です。

★★★☆☆ これぞ、大衆食堂

【閉店】娯勝楽食堂その1 テキライス





【メニュー】テキライス
【価格】750円
【特徴】
場所は工場が建ち並ぶ小松原。オダサガ、中央林間、南林間のちょうど中間地点。それぞれ徒歩だと30分前後はかかるだろう。
娯勝楽食堂は、オダサガ界隈でいちばん大衆食堂の雰囲気を持っている店だ。定食屋というよりも大衆食堂、昔ながらの定食屋というよりも大衆食堂。そう呼びたくなる店。もうこれだけで行く価値は十分あると思う。
▼大衆食堂らしいメニュー表

フライ定食550円もリーズナブルでいいが、この日はテキライスを。ポークソテーにケチャップという昭和40年代のごちそうを彷彿させるメニュー。…なんも言えねぇ。
老夫婦と娘さん?で切り盛りしている。会議卓のようなテーブルが2卓真ん中に寄せられ、その周りに12脚の椅子が配置されている。石油ストーブがあり、寮の食堂や飯場のような雰囲気もある。
客の男たちとお店のおばさんとの会話は人情味に溢れ、閉店時間前だというのに男たちの酒盛りに終わる気配はない。そりゃそうだ、だってまだ19時前だもの。だが、こういうところで深酒は野暮ってもの。みなわかっている。
たまに飲み過ぎる輩に対しては、お店の人が「もうこの辺でやめときなよ」と声をかけてくる・・・かどうかはわからないがそういうのが似合いそうな店。
急速に数が減ってきている大衆食堂を愛するものにとっては、★5つの店であろう。
▼焼ソバ 450円 海苔がいい!



【おしぼり】
【給水状況】冷水器
【店内環境】
テレビ:あり 新聞:ニッカン・報知 マンガあり 雰囲気:大衆食堂 格好:割烹着
【店主都合による突然休】
【待ち時間】なし
【利用例】終わりが早くて日曜休みなので土曜日しか行けない
【要望・その他感想】
三祐の回で少し触れたが、この娯勝楽は三祐とあずさに並ぶ、オダサガのレアな店。
まず、場所がわかりにくい。娯勝楽の他に札幌や(もはや絶滅したクラシックな味噌ラーメンが食べられる)、大運(キャパ広めの県央系ホルモン屋、しゃべり好きなおばちゃんがいい)と飲食店が3軒続き、雀荘もあったりと工場をあてにした感じのちょっとした商売エリアではあるが、村富線から少し奥に入ったところなので、工場関係者か近隣住人しか知る由もない。
また、終わるのが19時と早く、近所で働いているか住んでいないと平日は食べられない。プラス、日曜休み。小松原以外のオダサガ住人は土曜日に照準を合わせて行こう。
【場所】座間市小松原1−27−34 TEL046−251−1636
お昼の時間の利用ならば、近くの「潮鉄工」の前を通って行きたい。潮鉄工の作業風景には並々ならぬ強度がある。炎、熱気、音。
もちろん、立ち止まってジッと見るわけではない。ゆっくりと通り過ぎながら強度を感じるのである。
また、快晴の日は潮鉄工の前の道から遠く富士山を望むことができる。
【営業日・時間】日休 〜13:30 17:00〜19:00