オダサガ一人飯アーカイブス 小田急相模原グルメ

おいしいお店の紹介というよりは、オダサガ界隈で毎日の一人飯を失敗したくない方向けの内容です。

★★★☆☆ 相模銀座の古い店 定食としてのバランス良し

北海味噌ラーメンその1 生姜焼き定食





【メニュー】生姜焼き定食
【価格】750円
【特徴】
ここはなんとも入りにくい雰囲気のする店だ。この入りにくさ、いつかのはせ川やオックスを思い出す。いや、それ以上か。
天天の回の要望・その他感想でも書いたが(ちなみに残るは談話室のみ。しかしその扉は重い)、相模銀座にある北海味噌ラーメンと天狗は客入りも含めお世辞にも期待できそうにない店構えにたじろぐ。
まだ天狗は外から店の中が見えて雰囲気がわかるからいいが、北海味噌ラーメンは目隠しと植木などで店の中が見えにくいので「鉄道乗りつぶし」もしくは「ジャーナリスティックな感覚」がないとまず入れないだろう。ここの入りにくさはオダサガ昼間の部第1位ではないだろうか?
とまあ、お店にとっては散々なことを書き連ねたが、出てきた生姜焼き定食は想像以上のものだった。
味付けは甘い焼き肉のタレのような感じで生姜の風味は控えめだが、肉だけなのが◯。レタスだけじゃなくキュウリにトマト、そしてマヨ!濃い系のタレの付け合せにマヨなんて意外と今っぽい(当然のように「マヨネーズもらえますか?」はダメな30代が言うせりふ。昔の飯屋はマヨはあっても有料)。キムチにちくわとピーマンの炒め物まで付いて750円。これでご飯がおいしければ良いのだが。
次回は店名にもなっている味噌ラーメンを食べねばなるまい。娯勝楽食堂の回で少し触れたが、小松原の札幌やのようなスーパークラシックな味噌ラーメンが出てくるのではと変な期待をしている。


▼昼の北海



▼夜の北海



【おしぼり】なし
【給水状況】麦茶
【店内環境】
テレビあり スポーツ紙 雰囲気:高度成長期から続く食堂 格好:エプロン
【店主都合による突然休】あり
【待ち時間】なし
【利用例】土日の昼
【要望・その他感想】
あずさ同様、ここは常連の一人客しか来ない。あずさはごくたまーに若者もいたりするが、ここは皆50代以上。一品料理も豊富で飲める感じになっている。
店内の雰囲気はなかなかいい。中でも存在感あるエアコンが目を引く。オダサガフィルムコミッション(ウソ)としては映画のロケ地として推薦したい。

この北海味噌ラーメンがある筋のもう一本南側の相模銀座に「スマイル洋菓子店」というお店があったのを覚えていますか? たしか6,7年前まであったような。
店内は人を寄せつけないほど超薄暗く、人目を避けているかのように入口から奥まったところに年季の入ったガラスのショーケースがあって、そこにはいつも決まってコーヒー色のロールケーキのようなものが5,6個あるのみ。値札もなく売り物なのかどうかさえわからないような雰囲気。
非常に気になりながらも、「鉄道乗りつぶし」もしくは「ジャーナリスティックな感覚」がゼロだった当時は立ち入ることができず、飲み屋さん用にケーキを作っている店なのだろうなと一人納得させていた。
結局、一度も入れないままお店はなくなってしまった。


さて、北海味噌ラーメンの隣り、辰街道沿いの「フードパーク サービスエリアZAMA」がなんか変な感じ。開店当初、「あんまりお客に来てもらいたいとは思ってない。楽しくやりたい」なんてニヒっていた店主だが、どんどんDIY精神で店を変化させ続けている。
高校の文化祭に大人が食べ物屋を出したらこうなりましたって感じ。それってどういうこと??という方は、直接「フードパーク サービスエリアZAMA」へ!



【場所】座間市相模が丘5−2−2 TEL042−745−1041
小田急相模原駅南口を出て右手、現在再開発中(B街区:来年完成)の相模銀座にある。深夜営業の焼き肉屋和泉苑の一軒向こう。
【営業日・時間】