オダサガ一人飯アーカイブス 小田急相模原グルメ

おいしいお店の紹介というよりは、オダサガ界隈で毎日の一人飯を失敗したくない方向けの内容です。

★★★★★ しっとり炒飯最高!求めていた炒飯がここに

珍楽その1 炒飯





【メニュー】炒飯(大盛り)
【価格】650円+100円
【特徴】
パラパラ炒飯上位時代におけるアンチテーゼな一品とでもいおうか(ふわトロ半熟卵オムライス上位時代におけるアンチテーゼは栄龍)。
特徴は絶妙なしっとり感。もちろん、昔小汚いラーメン屋さんでよく見かけたべちゃべちゃな炒飯というわけではない。
パラパラに仕上げようとするあまり、パサパサになってしまった残念な炒飯にけっこう出くわす。なんとももの悲しい。
なんとももの悲しいとき。腕がないのにパラパラに仕上げようとするあまり、パサパサになってしまった炒飯を見たとき。
オダサガの中でも比較的しっとりな炒飯を出す十字園大鵬もおいしいが、ちょっと薄味気味。ラーメン鷹もしっとりだが逆にかなりしょっぱい。三祐はここよりオイリーで濃いめ、双璧。珍楽は味加減もちょうどよく、変に濃くなくかといって薄くもないしっかりとした味がついている。
だから、けっこうな盛りでも飽きずにペロリと平らげられる。決して、しっとりしていて単に好みに合ったからの★5つではない。味が良くてこその★5つなのだ。
オダサガでおいしい炒飯を探しているならば、自信を持って珍楽をおすすめする。
もしもここの炒飯を食べて「別に普通じゃん」と思ったのならば、他の店で炒飯を食べて間を空けずに再びここの炒飯を食べてからもう一度判断して欲しいと思う。
ノーマルの炒飯でも五目炒飯のように具の種類・量が多く、大盛りにするときちんとポーションアップされる(大盛りと言ったはずだけど伝わってないのかな・・!?って程度の大盛りだとがっかりしませんか?)ので、チャーハンの種類は多いがノーマルの炒飯大盛りでいいと思う。サラダが付くのもうれしい。
周富徳から始まったパラパラ炒飯信仰とはいったいなんなのか?炒飯の概念がパラダイムする瞬間を味わって欲しい。


▼炒飯普通盛り 650円



▼鳥炒飯大盛り 750円+100円



▼五目炒飯大盛り 850円+100円



【おしぼり】なし
【給水状況】熱いお茶 水は要声かけ
【店内環境】
テレビあり 新聞:報知 雰囲気:奥座敷まであり広々、それなりに中華風 格好:割烹着
【店主都合による突然休】なし
【待ち時間】なし
【利用例】平日夜、土日(通し営業なのがうれしい)
【要望・その他感想】
そろそろタモリあたりに、炒飯てパラパラにすりゃあいいって思いこんでない?とかって言ってもらいたい。もしくは長渕あたりに、マヨネーズまで入れてパラパラになんかしたかねぇって歌ってもらいたい。
パラパラ炒飯解放同盟(=パラ解同)を結成し、パラパラ炒飯信仰の抑圧から家庭や町の料理人を解放させなくてはならない。
さて、珍楽はオダサガでちょこちょこ見かける東海大相模な店だ。地元感があっていい。
山下、原、井上康生という東海BIG3のサイン、写真が揃い踏み。
六ちゃん同様ここも相模の野球部がひいきにしていて、プロ野球選手ばりに選手同士で決起集会(いわゆる食事会)を開いているらしい。ご主人も今年の甲子園に駆けつけたことを新聞記事で見た。寡黙なご主人の姿しか知らないので、相模な店というのは意外だった。
昔、70年の夏に相模が優勝したときの東海相模通りや、76年の夏に桜美林が優勝したときの町田駅前パレードは大いに盛り上がったと聞く。
今年の夏、相模は原辰徳卒業の翌年以来33年ぶりに夏の甲子園に出場し、しかも決勝まで勝ち上がった。それだというのにオダサガでの盛り上がりはあまり感じられなかった。
時代といってしまえばそれまでだが(今は高野連の決まりでパレードは禁止されているし)、せっかく相模は球場や室内練習場が通り沿いにあるのだから木を間引くなりして通りから見えやすいようにして、一二三が普通の高校生のようにオダサガの駅前をぶらつくくらいでないと(門間監督はたまに見かける)。
「あ、一二三だ!」の目撃が増えれば増えるほど、甲子園で投げる一二三をより身近に感じて相模の応援にも熱が入るというもの。相模は原フィーバーを経ているだけに選手管理に長けているのだろうが(井上康生はオダサガで何度か見たが、大田と一二三は一度も見たことがない)、高校の野球部ではあるが相模のおらがチーム化を望む。
【場所】座間市相模が丘6−2−11 TEL046−254−2767
小田急相模原駅南口を出てそのまま線路沿いに右へ。ミスドの角を左へ曲がり直進。これが東海相模通りだ。相模までひたすら直進。左手に相模、右手にスリーエフがある交差点を右折して直進、辰街道にぶつかる丁字路(昔スーパーがあったところ)の手前の左手にある。T字路を左折するとすぐ右手にとよだや、左手にとん亭とみきちゃんがある。
【営業日・時間】火休 〜21:30