オダサガ一人飯アーカイブス 小田急相模原グルメ

おいしいお店の紹介というよりは、オダサガ界隈で毎日の一人飯を失敗したくない方向けの内容です。

★★★☆☆ 真っ昼間から異空間でシッポリ

パブ21世紀 ランチ





【メニュー】ランチ(日替わり、カレー、焼きそば、焼きうどんなど)
【価格】800円
【特徴】
朝寝坊し、それほどお腹の減っていない週末の昼下がり。こういうときの昼飯は難しい。
いつも食べているようなガツンとしたものは受けつけない。かといって、コンビニで済ますのは味気ない。こんなとき、オダサガに住んでいるのならここを候補にしてみてはどうだろう。
その名も「パブ21世紀」。
平日などの昼間にランチタイムを設けているパブやスナックをごくたまに見かける。オダサガだと辰街道沿いのココイチや木の里の近くにあるパブ、コレクションが思い浮かぶ。果敢にランチバイキング780円を展開していたが、残念ながらもうランチタイムの営業はやっていない(キッチンの力不足は否めなかった)。あと、オダサガではないが関内の「スナック梨花」のランチバイキング800円はおすすめ(ラーメンいまむらの隣り)。
普段スナックではあまり飲まないので、店の内装など店内の雰囲気を垣間見ることができるのもパブ・スナックランチの楽しみの一つ。ここパブ21世紀はランチタイムも画像のように夜仕様なのが特筆すべきところ。
前述のコレクションと梨花は、ランチタイムの店内は当たり前といえば当たり前だが明るい昼仕様。明るい照明の下では夜の雰囲気の微塵もない。しかも、バイキングなので皿に盛られた料理がズラリと並んでいる様はちょっと祝祭的な感じで、スナックが持つある種のいかがわしさはうち消されてしまっている。
ここはフロアレディがいない以外はまったく夜と同じ。
真っ昼間なのに夜のただ中で飯を食ベているような非日常感。
ほとんどの場合、常連さんがポツポツとカウンターにいるだけなので、いくつかあるソファー席の一つを独り占めして座ることになる。ゆったりした空間なので一人になれる。ランチのみの一見でも変な気を使う必要のない店だ。
メニューはすべて800円。日替わり定食、カレー定食、焼きそば、焼きうどん、鍋焼きうどん、雑炊などなど。その日できるものをオーダー時に聞いてみるといいだろう。この日は焼きうどんをオーダー。味噌汁、漬け物、温泉玉子付き。
▼焼きうどん



食後にコーヒーが付く。これがいわばメイン。昔の雰囲気を持った照明暗めの夜仕様のスナックで、昼間にゆっくりとお茶をするのがいいのである。コーヒーをおかわりする(たぶん無料)。ママさんが「ゆっくりしていってくださいね」と声をかけてくれた。コーヒーを飲みながら、ご飯の時間も入れてだいたいいつも1時間くらいまったりして出る。
店内が暗かったからだろうか、外がやけに明るくて、まぶしい。




【おしぼり】紙おしぼり
【給水状況】お茶
【店内環境】テレビあり 新聞: 雰囲気:薄暗い昔のスナック 格好:エプロン
【店主都合による突然休】なし
【待ち時間】なし
【利用例】週末の昼飯
【要望・その他感想】
店内には常連さんの写真や絵画が飾られている。日曜日の昼下がりでも競馬の予想で騒いでいるというわけではない。上品な店なのだ。また、歌手を招いてのショーも定期的に行われている(1万円〜)。
これからの季節は厳しいが、オープンテラスもある。暖かいときなどはこのオープンテラスで食事をするのも気持ちよさそう(個人的には店内のスナックスナックした雰囲気を楽しむのが○)。
【場所】相模原市相模台1−14−13 TEL042−748−8713
小田急相模原駅北口から商店街サウザンロードに入る。右手にあるサンクス、左手にあるローソン100を過ぎた一つ目の交差点を左折して路地に入る。すぐ右折すると黒い看板が見える。
【営業日・時間】水休 ランチタイム11:00〜14:00