★★★★☆ 孤独のグルメ＠オダサガ

【閉店】あずさその１　マボ茄子定食





【メニュー】マボ茄子定食
【価格】６５０円
【特徴】
看板に「おふくろの味　定食あずさ」と書かれている。
客は一見でない一人客ばかり。こういう店は店の人相手に一人でしゃべっている常連客が一人くらいはいるものだが、あずさはみな黙々とただひたすらに飯を食べている。それがなんとも心地良い。
マボ茄子定食は茄子がたっぷり入った、まさにおふくろの味といった定食だ。
マーボ茄子という感じはほとんどしない。普通のマーボ茄子を求めると面食らう。むしろしょう油系の味付けに近く、茄子とピーマンと豚の炒め物（ほんのり中華風）と言い切っていい。このほんのりと中華風なところが、まさにうちのおふくろの得意料理といった雰囲気が出ていてとてもいい。
これにやっこが付いて６５０円。なかなか優秀だ。
ひじきの煮付けやいんげんなど１００円の小鉢をプラスして頼むのもいい。
あと、あずさは雑誌の種類がハンパない。文春、新潮はもちろん、現代、週刊朝日、サン毎、ポストとコンプリート！これにアエラとＳＰＡ！があったらさらに完璧。オダサガでいちばん週刊誌の揃っている定食屋といっていい。
行儀は悪いが、週刊誌やスポーツ紙を見ながらご飯を食べるのが好きで。一人で食べてるもんで、おふくろ許して下さい。
【おしぼり】なし
【給水状況】熱いお茶（夏は麦茶）
【店内環境】
テレビ：あり　新聞：ニッカン・朝日　雑誌：文春・新潮・現代・朝日・サン毎・ポスト　雰囲気：定食屋　格好：割烹着
【店主都合による突然休】たまにあり
【待ち時間】
あり（おかあさん一人でやっているので、先客が３，４人いるとやんわりと断れることも）
【利用例】
終わるのは早いし土日は休みだし先客が３,４人いるとアウトだったりするのでほとんど行けない（そういった意味でオダサガでいちばんレアな店だと思う）
【要望・その他感想】
「おふくろの味　定食あずさ」と看板にある。
たしかにお店を一人で切り盛りしているおかあさんは割烹着姿だし、出てくる料理も「おふくろの味」といった感じなのだが、お店のおかあさん自体はそれほどおふくろおふくろしているわけではない。
元気な肝っ玉かあさんというよりは、どちらかというと品のいいおばあちゃま風。
込んでいて丁重にお断りされたことも何度か（といっても先客３人くらい。なんなら待ちますけど…）。ご高齢のようだし一人では負担も相当なものだろうから仕方のないところ。
あるとき、カウンターに座ってちょっとかぜ気味だったのでゴホゴホと咳をしていると、広いテーブルの方がよろしいんじゃないでしょうか？とやんわりと移動を促され。
いや、もちろんお店の方はご高齢でしかも一人でお店を切り盛りしているのだから至極当然のことではあるのだが。「おふくろ、もう一杯！」と武田鉄也のように言えるようなお店であることを心のどこかで期待している自分がいる。
【場所】座間市相模が丘２−２６？２７？−？
小田急相模原駅南口を出てそのまま線路沿いに右へ。ミスドの角を左へ曲がりココイチ前の信号を右折、突き当たり（焼き肉の松実苑がある）を左へ。一つ目の十字路を右折し、突き当たりのファミマのある通り（辰街道）を左折。すぐ右手にある一つ目の路地に入ると「おふくろの味　定食あずさ」という黄色の看板が見える。まどかの並び。
【営業日・時間】土日休　〜１９：３０（１９：００くらいな感じで行った方がよい）